「ドレミファソラシドはイタリア語なんだよ」と言うと、ほとんどの子供達は
「へぇ~」とちょっとびっくりしてくれます。カタカナで書かれているものは
なんとなく英語だと思ってしまうみたいですね。
この「ドレミファソラシド」、英語では「CDEFGABC」日本語では「ハニホヘトイロハ」となります。
それではなぜ、ABC・・の順ではなく、また、イロハ・・の順でもなく、途中の「C」から、また「ハ」から始まっているのでしょうか?
実は昔は一般的な音階は「ドレミファソラシド(ハ長調)」ではなく「ラシドレミファソラ(イ短調)」がポピュラーだったそうです。
ドレミの発祥は9世紀ごろのイタリアのグレゴリオ聖歌あたり、と西洋音楽史の授業で学んだような記憶があります。確かになんとなく、ハ長調というよりはイ短調のような暗いイメージがありますね。
その後、紆余曲折(?)あってハ長調が主流になり、音階と言えば「ドレミファソラシド」となり、英語では「ABC・・」、日本語では「ハニホ・・」となったようです。
各国のドレミファソラシド
イタリア語では「ドレミファソラシド」日本語では「ハニホヘトイロハ」。
それでは他の国ではどんな言い方をするのでしょうか?
英語では「CDEFGABC」ですがクラシック音楽を学ぶ我々にはお馴染みの
イタリア語 Do Re Mi Fa Sol La Si Do
英語 C D E F G A B C
ドイツ語 C D E F G A H C
フランス語 Ut Re Mi Fa Sol La Si Ut
中国語 哆 来 咪 发 索 拉 梯 哆
でもやはり、「ドレミ~」は世界共通語ですよね。
クラシック音楽ではドイツ語
ピアノを習い始めたときはドレミで譜読みをしていたのに音大受験を決めたとたんに「これからはドイツ音名で!」と言われて、ツェーとかゲーとかフィスとか、なんか「かっけぇ」と思いながら覚えました。でもなんで?ちょっと通に見えるから?そういうわけじゃあないんです。
実は楽器によって「ド」という音は高さが異なるのです。管楽器でB管とかEs管とか聞いたことがあるでしょうか?移調楽器といって、この楽器の出す「ド」の音はピアノの「ド」とは高さが違うのです。C管のフルートやオーボエはピアノと一緒です。その為、クラシック音楽では実音を言う時にドイツ音名を使うようになったそうです。「C(ツェー)」と言えばどの楽器もピアノで言う「ド」の音が鳴るわけです。
ややこしい・・・
コメントをお書きください